Policy

療育とは

療育とは、お子さんが社会的に自立できるように取り組む「治療」と「教育」のことです。

生活への不自由をなくすよう専門的な教育支援プログラムに沿って、言葉や身体機能など発達に遅れの見られるお子さんについてトレーニングをしていこうとするものであり、お子さまが生活しやすくなるように外部からサポートすることです。

療育は早期療育が効果的であると言われています。それは早い段階からきちんとした「治療」と「教育」をおこなえば、適応障害のない状態で成長することが可能です。

発達障がいのあるお子さんの場合は、生活に必要なスキルを集中的に練習することで効果が出やすくなりますが、これも早い段階からお子さまの発達段階に合わせておこなうことが大切です。

※治療の意味合い 

治療には療育や教育といった心理・社会的アプローチと、薬物療法などの医療的なアプローチがあります。ここすきっぷは心理・社会的アプローチを行う施設です。

Growing up!

運動が発育を伸ばす!

Q:運動は得意でなないですが、運動をさせた方がいいのですか?

A:12歳までの神経系統の発達に応じた、適切なトレーニングを日々積み重ねると、運動神経のいい子に育てられると言われています。また、脳の発達に重要な「楽しさ」と「好奇心」を感じさせることも子供の運動神経を良くするのに必須の要素です。

Q:何歳までに運動神経が決まってしまうの?

A:脳の神経系統の発達は、3歳頃に80%、6歳頃に90%、12歳頃までには100%に達し、それ以降は伸ばすことが難しいと言われています。

Q:12歳までに親が心がけることは?

A:怒って教え込んだり、スポーツを強制したりせず、運動が好きになる工夫をしましょう!また繰り返す、努力を褒めるなどで、体に色々な動き方を覚えさせるようにしましょう。

Q:体操教室や水泳教室と何が違うの?

A:運動神経のよい子は、頭で想像した通りに、自分の体を動かすことが出来ますが、そうなるためには適切な時期に、一つの競技に偏ることなく、様々な体を動かす体験をさせることが大切です。ここすきっぷでは、様々な運動プログラムに沿って、全身を使い運動を行います。

Q:0~1歳児ですか大丈夫ですか?

A:0歳~1歳児は五感を刺激することが大切です。五感が未発達なこの時期の乳幼児には、できるだけスキンシップなどの楽しい、気持ちいいという体験をたくさんさせましょう。さらに毎日ワンパターンではなく、月齢に応じ色々な新しい刺激をプラスしていきましょう。また、指先を使うおもちゃなど、スポーツに偏らない様々な体験をさせることが大切です。そして子供の運動神経を良くするには両親が笑顔で楽しそうに、一緒に取り組んでくれることや、褒めてくれることも脳の発達には欠かせません!子供と接するときには笑顔を心がけましょう。

Q:2~4歳児に適したな運動は?

A:色々な運動を体験させることが大切な時期です。心身共に発達し、自分の動きをコントロールできるようになるこの時期の子供の運動神経を良くするには、日々の遊びの中で体を動かす機会をつくることが大切です。なるべくたっぷり運動させます。飛んだり、跳ねたり、走ったり、踊ったり…と、本人が楽しいと思える多種多様な遊びで、たくさんの体を動かす体験をさせることが大切です。

ブランコをこぐ、鉄棒、トランポリン、ボール遊び、木登りなどを頻繁に行う子供は、何か特別なスポーツだけをさせている子供よりも、運動能力が高くなるという研究結果もあるそうです。ママやパパの中には、早期教育で能力を発揮する幼いキッズ達の活躍を目にすることで、焦ってわざわざ特定のスポーツの特訓をする人もいます。けれど「天才も二十歳過ぎればただの人」という言葉もあるように、本人が楽しいと思わなければ、いずれは伸び悩み、才能があっても辞めてしまう子供も少なくありません。

Q:5歳~8に適したの運動で大切なことは?

A:この頃も、一つのスポーツの動きばかりを反復させるより、なるべく色々な動きができるように体に覚えさせることが大切です。また、ルールのある遊びやボールや縄跳び、自転車などの道具を操作する遊びを経験させることが望ましいでしょう。この時期は多種多様な体の動きを覚え、集団活動に向けて、人と協力・工夫しながら遊べるようにしましょう。どんなスポーツにも対応できる素晴らしい運動神経が著しく発達しますので、今後の運動神経に関係する基礎的な動きを習得できるチャンスです!

Q:9~12歳に適した運動は?

A:いろいろなスポーツを体験させることです!この頃の子供の運動神経を向上させるには、1つのスポーツ一筋にやらせるのではなく、色々な種類のスポーツに関わらせることが、運動神経を伸ばすためには大切です。

好きなスポーツがある子にも、時間をみつけて、様々な運動ができる環境を作ってあげましょう。この時期は神経系統の発達がほぼ完成し安定するため、一度見た動きを即座に習得でき、応用すれば色々なスポーツをこなすことができるという素晴らしい時期です。